こんにちは、おもいびとのやよいです。
うたあわせ漫画第9弾は、藤原義孝(ふじわらのよしたか)の歌を紹介・解説します。
百人一首 第50首
「君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな」
義孝くんは「今後もこのような人は現れないだろう」とほめたたえられたほどの美男で、中古三十六歌仙にも選ばれた優れた歌詠みでした。百人一首42番作者の・清原元輔や源順らの歌人との交流が知られています。
心優しい人柄で、子供はあの有名な藤原行成(ゆきなり)です。
ところが2年後、天延2年(974年)の9月16日、大流行した痘瘡(ほうそう:天然痘)にかかってわずか21歳の若さで亡くなりました。
実は自分の短命を予感していて、出家の思いも強かったと言われています。
だからこそこのような歌を詠んだのでしょうか。まっすぐな愛を伝えているこの歌が、どこか切なく感じられてしまいます。
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