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お花見の起源

こんにちは、エヌフォースの3Gです。


最近は桜も見頃を迎えて、お花見のニュースも流れていました。

春になり暖かくなってきたとおもいきや急に気温が下がったり、難しい季節ですね。


みなさんはお花見されたことはありますか?

私は高校の頃、部活中に校庭に咲いていた桜を見ながら部室のベランダでお団子を食べました。お団子は顧問の先生が買ってきてくださって、みんなで写真を撮りながら過ごした時間は記憶に鮮明に残っています。


花見の起源は奈良時代までさかのぼり、「桜を見る」ようになったのは平安時代以降のようで、平安時代に入ると、貴族たちは次第に桜を春の花の代表格として愛でるようになります。

桜の下で宴を開催している宮中の様子は、平安時代中期の名作「源氏物語」にも記されており、平安時代前期に編まれた「古今和歌集」でも、春の歌として桜を詠んだ歌がとても多く残されています。

有名な桜の品種で「ソメイヨシノ(染井吉野)」がありますね。

実は日本に植えられている桜の8割がソメイヨシノなのだそう…みなさんご存知でしたか?

江戸時代末期に「染井村(現在の東京都豊島区駒井)」で誕生したことから名付けられました。

ソメイヨシノの花言葉は「純潔」「優れた美人」で、純潔というのは、ソメイヨシノが最初の一本を起源として、挿し木や接ぎ木で増やしていった全く同じ遺伝子を持つことからきているそうです。




ここで百人一首の中から桜にまつわる有名な一句をご紹介します。


世の中に たえて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし (在原業平)

(もしこの世の中に、桜というものがなかったら、私たちは、春をどれだけのどかな気持ちで過ごせたことか)


私たちエヌフォースも百人一首の恋の歌をもとにした、令和版百人一首「うたあわせ」プロジェクトを進行しております。ぜひご覧ください。



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