こんにちは。NFORCEの3Gです。
今回は山形県新庄市にある有名なお菓子屋さん「新庄の菓匠 たかはし」を紹介します。
新庄市は私の母校があり、友達と過ごした思い出がたくさんある場所です。
「たかはし」は、私も幼い頃から遠足で遊びに行ったり、帰省したときにお土産に買ったりとお世話になってきたお店ですが、実はこの「新庄の菓匠 たかはし」が2月末で閉店してしまうそうです…。
「新庄の花あじさい」（写真）という洋風クッキーが有名で、「あじさいせんべい」という名前で地元民には親しまれています。
なぜ「あじさい」なのか？
なぜクッキーなのにせんべいなのか？
まず、なぜ「あじさい」なのかというと、新庄市の市の花が「あじさい」だからです。環境への順応性に富み、たくましい生命力を持つ「あじさい」という花の特性が、雪国に暮らす新庄人の気質を象徴しているということで選ばれました。
そして「せんべい」と呼ばれる所以は、たかはしが昭和7年の創業時には、醤油せんべいなどの手焼きせんべいを作るせんべい屋だったことから由来し。
クッキーにスライスアーモンドを散りばめた「新庄の花あじさい」は、形もクッキーというよりも、どちらかというと「せんべい」に近い厚みと大きさで、せんべいのようなクッキーが出来上がりました。「あじさいせんべい」はクセになる美味しさと見た目よりも軽くパクパクいけるお菓子です。笑
平成14年には、全国菓子大博覧会（和菓子を中心に、洋菓子、スナック菓子等も含めた日本最大の菓子業界の展示会）で最高賞である名誉総裁賞を受賞したほど。美味しさはお墨付きです！
今回、私は山形に居る母から「たかはしが閉店する」という話を聞き、思い出の味を最後に食べたい！と思い、無理を言って送ってもらいました。残念ながら現在は完売し受注もしていません。「あじさいせんべい」を知っている方いますか？
子供の頃から身近にあった大好きな「あじさいせんべい」が、今後はもう二度と食べられないと思うと非常に悲しいですが、思い出に耽りながら、最後の「あじさいせんべい」を大切にいただきたいと思います。
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