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節分と陰陽師

こんにちは、NFORCEの3Gです。


明日は「節分」ですね。

今年も恵方巻きの予約がニュースで放送されていました。

かなり前ですが、私も実家で豆まきをした後、兄弟そろって決まった方角を向いて恵方巻きを食べた記憶を思い出します。


そもそも「節分」とは、四季を分ける節目の日のことを言います。立春・立夏・立秋・立冬の各前日のことで、本来は1年に4度ありました。古来、季節の変わり目には鬼(邪気)が生じるといわれており、奈良時代〜平安時代の宮中では、節分に陰陽師によって旧年の鬼(厄)をはらう「追儺(ついな)式」が執り行われていました。


「陰陽五行説」をみなさんご存知でしょうか。万物を「陰」「陽」に分け、「木・火・土・金・水」の5つの要素によって森羅万象が成立しているとする考え方です。

冬から春は陰から陽に移る節目で、豆や鬼、疫病は「金」にあたり、「火」は「金」に勝つので、豆を火で炒ることで鬼や病に打ち勝つという意味があります。つまり、炒り豆は「悪鬼退散・疫病退散」の象徴であり、炒らずに生の豆をまくと、拾い忘れた豆から芽が出る可能性があり縁起が悪いので注意です!


今回調べてみて、節分と陰陽道に深い関わりがあることを私は初めて知りました。

さて私たちが扱うオリジナルコンテンツ「うたあわせプロジェクト」も、「小倉百人一首」という飛鳥時代から鎌倉時代初期までの百人の和歌を一人一首ずつ集めて作られた秀歌撰を元にしています。

私はプロジェクトに携わりながら、遥か昔の時代から現代まで続く日本人ならではの伝統文化と、繋がりを感じて歴史の面白さを感じています。



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